2019年4月の川崎港訪船チーム活動報告

御復活おめでとうございます。復活祭第2の主日が終わると長い連休です。4月の川崎港訪船チーム活動報告は、3回分の掲載です。よろしくお願いいたします。
1.2019年4月11日の訪船報告
4月11日、天気予報通り晴天、気温は上昇。ただし、風が強く、港ではさらに強くなりそうな気配です。大岡川の桜は川下へ向かって左岸はまだまだ見られそうです。
AOSの車で、9時40分過ぎに貝塚教会へ。プレゼント用品は、主にカミソリ、歯ブラシ、歯間ブラシ、歯磨き粉、シャンプーなどバラバラでしたが、数を数えて積み込みました。
東洋信号通信社のポートビューでは4隻、日本郵船の自動車運搬船がいると思ったのですが、出航済み。横浜税関川崎支署でも、記載された一隻はまだ接岸していないということで3隻の名前を書いて川崎市営千鳥町埠頭に向かいました。
まず、驚いたのは今まで見たことのないようなくず鉄やままたやまです。都市鉱山大国の日本の資源の買い手が少ない・・中国経済の減速の影響でしょうか?
最初の船はMEGUMI、中国人の船員に声をかけると、船長を呼びに行きました。船長さんはシーメンズクラブを知っているが、別に話すことはないということ。次の船に向かいました。
旧英領ホンジェラス(ブリーズ)船籍のHONG YANG。くず鉄を積んだトレーラーが2台、荷揚げの最中。一台目は、鉄のつめのクレーンが鉄くずを積み込み、次に磁石のクレーンが残ったくず鉄を積み込みます。トレーラーの間を縫って船の側へ。中国人の船員さんと話が通じて、15人の船員さんにカレンダー、歯ブラシ、カミソリ、リンスを渡すことが出来ました。英語が少し通じたので、喜んで受け取ってくれました。AOSの車だったので、キリスト教関係だと分かっているようでした。


今日の最後は、市営東扇島埠頭のVIRGO韓国船籍、昨年の7月21日に訪船した船です。出迎えた韓国人の船員さんは覚えていてくれたようです。山東省出身の中国人の船員は英語も上手で、家族の事も話してくれました。インドネシア人には国際運輸労連(ITF)のインドネシア語版を渡しました。ミャンマー人の船員さん、そして13名中一人のフィリピン人の船員さんはセブ島の出身、話が弾みました。訪船スタッフの一人はネイティブのタガログ語の使い手でしたが、フィリピン人の船員さんはネイティブだと思わなくて・・(?)とりあえず、食堂まで案内していただき楽しい交流が出来ました。5カ国船員さんが乗り込んでいるだけに、グローバル化(?)が進んで、オープンな感じで私たちも心が暖かくなりました。船から降りる頃は日差しも強く、強い風も心が暖かくなったせいか心地よく感じられました。船が少なかったので、海員生協の駐車場には待たずに止めることができ、なじみの食堂の従業員に声をかけて楽しい昼食を頂きました。

 

2.2019年4月25日の訪船報告
川崎市営千鳥町埠頭では、かなりの数のトレーラーの往来、7号で荷役作業中の船には作業員もタラップの途中でクレーンを動きをはかっての乗船。そこで、最初の船は断念し、次のJIA YI6 8千トンに級、旧英領ホンジェラス(ブリーズ)船籍の船に向かいました。神父さんが呼びかけるとすぐに若いミャンマー人の船員さんが降りて来て、英語での会話が進みました。18名の乗組員のうち彼だけがミャンマー出身で、あとは中国人の船員さん。英語も他の船員さん達とはなかなか通じ合わないこともあるとか。職場の待遇面では、問題がないとの事ですが、10カ月間の契約を少し早めに切り上げようかとも・・(前に他の船で、やはり、中国人の船員の中で一人きりだったベトナム人船員が部屋の中まで案内してくれ歓待してくれたのを思い出しました)。岩間神父がどうにかポケット翻訳機を操作して、大きな声のミャンマー語が飛び出すと本当に嬉しそうな顔を見せてくれます。18箇のカミソリを手渡しました。そんな私たちの様子を上の方で見ていた船員のさんにチンライと大きな声で叫ぶと降りて来てくれました。ミャンマー人の船員さんと私たちが笑顔で話しているのを見て、彼も嬉しそうでした。国際運輸労連の昨年度版でしたが中国語版を手渡しました。次に停泊している船にも大きなトレーラーが行ったり来たり。船舷に車を寄せるのも難しい状況なので、これも見送り、次のGUO HONGはシエラレオネ船籍のばら積み船。2千トンに満たない船です。中国人の船員さんが降りて来て英語と中国語のカード、翻訳機でプレゼントの受け渡しも出来ました。重機が動いていて慌ただしい中での交流でした。すぐ隣の船に行くと英語と片言の日本語が分かる中国人の船員、ただ、仕入れ品(お酒?)の搬入の最中だったので、会話も成り立たず断念しました。5隻も停泊中なのに、こんな日もあります。海底トンネルを経て、東扇島埠頭、ここでは日本郵船の自動車運搬船RHEA LEADER ギリシャ神話の大地の女神の名前を持つこの船は日本船籍、そのためか日本郵船関連の新入社員(?)がいくつかのグループに分かれて見学会。自動車搬送の荷役ではメインのゲートからは2列、横からも1列でスバルの新車を搬入、かなりのスピードで入ってきます。食堂や船室階の5階のデッキでも丁度、搬入中、

青と赤のライトが進入、停車の指示を与え、新車の臭いが充満しています。食堂では、ダイヤモンド商会の方が販売中。船員さん達は昼食前だったのか、すぐにも横須賀へ向け

て出港しなければならないのか行ったり来たりで、ダイヤモンド商

会の営業は、昼飯がゆっくりとれるようになってからだとか。私たちも、若い女性が交じる見学者たちが退

 

 

去するにあわせて、食堂スタッフに付き添われてエレベーターまで。あとは、自分達で操作して戻りました。明日、金曜日が終わると十連休です。そのために、荷役作業が超過密状態で進行していたのかもしれません。12時に前だったのにやっと大型車をぬって入った海員生協でも、大柄な作業員さんと食堂のスタッフが、「次にくるのは、長い連休後ね」と言ったやりとりを交わしていました(因みにその作業員さんは女性の方、大型車の高いシートからも女性の運転手さんが見下ろしてくるのも珍しい光景ではなくなりました。あとは、問題は女性議員が増えないことか!!!)。

3.2019年4月27日の訪船報告
朝8時過ぎ、大岡川の旭橋にくると、赤い誘導棒を持った若い男女が車道を歩いて下さいとの指示。何事かと思うと歩道では人だかり、大岡川にかかるいくつもの鯉のぼりを見ながら幼児と年配の女性がロケでの撮影中(残念ながら女優も誰だか分かりませんでした)でした。
AOSの車を出し、また、ちらりと旭橋でロケをみて、貝塚教会へ。木曜日に残ったボディローションとかの小物を、横浜港と川崎港とにわけ、出発しました。高速道路はかなりすいています。大桟橋の横浜税関に来ると駐車場は人だかり、クルーズ船のクルーが横浜で降り、帰国の途につくための通関手続き(?)。10連休は日本人客をターゲットにした企画なので、船客対応のクルーは日本人(?)、それでのクルー交代のようです。ともかく、車が止められないので、一人を車の運転席に残して、手続をしようとしましたが、事務所はほとんどの係官がクルーの
手続に出ています。残っていた一人の係官をつかまえてやっと終わりました。やはり、大黒埠頭自動車運搬船が何隻も停泊しています。

ところで、この日は、なんと横浜港にクルーズ船が4隻、大桟橋は英国船籍(長崎で建造中に火災が発生した)DIAMOND PRINCESS(11万5千トン) 山下にはバハマ船籍のNORWEGIAN JEWEL(9万3千トン)、そして、私たちが向かう大黒にはなんど14万トンに近いパナマ船籍のMSC SPLENDIDAとそれにくらべると子どものように見えるマルタ船籍の3万トンのAZAMARA QUESTです。全てが日本周遊そして沖縄、韓国、台湾をまわるクルージングです(TVのニュースで放映されていました)。
私たちは山下埠頭のNORWEGIANを左に見て、下道で大黒埠頭へ、ベイブリッジを降りる前からSPLENDIDAの偉容が見えます。乗客を運ぶ観光バスも列をなしています。男ばかりの今回の訪船メンバーはそんな観光気分には無縁で豪華客船とは反対側のCバースへ、SPICA LEADER、

星シリーズの日本郵船の自動車運搬船です。シンガポール船籍でインド人船員さんが食堂に案内してくれました。船長さんはパキスタン人、ウクライナの人も働いているとのこと。午後一番で名古屋へ向かうとのこと、船内はトラックがなん台か積まれているだけでした。食堂ではコーヒーをご馳走になって、しばし交流。しかし、男性メンバーだけだったので、乗組員との会話のながれでの”つかみ”が今ひとつ足らなかった・・・スマートフォンを販売していた年配の男性にも声をかけ損なってしまいました。帰りは、食堂のスタッフしかいなくて、エレベーターところまで案内してくれただけ。私たちだけで降りて、チェックポイントの船員に挨拶して戻りました。広い大黒のCバースは薄着では震える寒さになっていました。
乗船客を迎えに列をなす観光バスをよけて、川崎市営東扇島埠頭に向かう高速に乗るときには、SPLENDIDAの手前に停泊している可愛らしい3万トンのAZAMARA QUESTがはっきり見えました。最初は、市営千鳥町埠頭、ささやかなプレゼントも基本的には川崎港重視(税関では、それぞれ分けて申告する必要があります)。木曜日には、ひっきりなし

動いていた大型トレーラーも止まったまま。木曜日には危なくて声をかけられなかったパナマ船籍の6千トンにちかいJC FUTUREの周囲も深閑としています。デッキの高いところに一人の船員さんの姿が。車から降りた私たちをいぶかしそうに見ています。大きな声で、チン ライ と叫んで降りて来てもらいます。携帯翻訳機がなかったのでカードと英語で会話が成立、全員、中国人でやはり山東省の出身、仁川にこれから向かうそうです。そんなたどたどしいや
りとりがすすむうちに最初はこわばっていた船員さんの顔にも笑顔が。私たちが嬉しい瞬間です。末吉町教会にほ基本的に2時頃までに戻らなくてはならないので、今回は2隻の訪船でした。海員生協の食堂も、木曜日の喧噪がうそのように静まりかえっていました(メニューのカツ丼やラーメンもなし・・)。

 

 

 

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