2024年12月8日横浜港訪船報告

2024年12月8日は
UNION GROW(中国)
ENDEAVOR TIDE (ミャンマー)
CA TOKYO (中国、VIETNAM)
BLUE RIDGE HIGHWAY (フィリピン)
TRANS HARMONY (フィリピン)
TENRYU MARU  (フィリピン)
BAO ZHEN  (中国、インドネシア、フィリピン、ベトナム)
の船に合計 144個のプレゼントをお届けいたしました。
KM

横浜港訪船報告(2024年12月1日)

2024年12月1日、大黒、本牧の船6隻にプレゼントをお届けいたしました。 

GLOVIS SILVER、(韓国、フィリピン)

GLOVIS CRYSTAL (韓国、フィリピン

KYOWA ROSE (フィリピン)

DREAM ANGEL(ミャンマー、フィリピン、インドネシア)

VENUS TRIUPH (タイ)

QUEEN CORAL (フィリピン)

プレゼントは合計129個でした。

そのうちVENUS TRIUPHの船員達8人はWi-Fiを使いたいことと、一週間分の食糧を買いたいとことで、船員センターまでの送迎、買い物の手伝いをいたしました。(KM)

訪船報告(2024年11月24日)

2024年11月24日(日)

今年もクリスマスプレゼントの配布が始まりました。
1隻の自動車運搬船を訪問した際、珍しく1等航海士の方が日本人でした。海賊のせいで紅海は通れなくなっており、物資はすべてペルシャ湾に運び、そこから陸路で運搬されているといった、いろいろな話を伺うことができました。
その会話の中で、買い物をしたいという船員さんがいることが分かりました。
国に残してきている二人の息子さんにクリスマスプレゼントを買いたいということでしたので、ドン・キホーテにお連れして、買い物にお付き合いしました。外国人には免税措置を取ってくれることを知りました。
買い物もあったので、自動車運搬船3隻しか訪問できませんでしたが、76個のプレゼントをお渡しできました。

訪船報告(2024年11月2日(土))

2024年11月2日(土)の訪船の報告です。まずDC-1のTRANS FUTURE 10号に行きました。自動車専用運搬船です。ゲートで13時半頃に本船のクルーが外出したとのことでしたので17時上がりのスタッフ等の外出希望と明日のミサ参列希望がないかどうかを話し、後で希望の連絡をもらう事で次の船に回りました。
次はDL-8、GREBE ARROW号も今晩停泊の予定を税関でみたので、寄ってみました。この頃から雨が激しい中本船のアルミインゴットを荷揚げしていました。今までに見たことがない程トラック、フォークリフトが行き交いガングウエイにも近づかない雰囲気を暫く眺めて、次の船に回りました。
次はDP-3のHIBARINO号です。中古車をマニラに運ぶ船です。メスルームでクルーと色々話し今日明日の外出希望を取りました。
結局明日のミサに何人か参列希望ということで、8:45頃迎えに来る約束をして今日の訪船を終わりました。
明日のエスコートはミサまでを私がやりミサ後をKMさんにお願いしています。
船名:TRANS FUTURE 10号
船席:DC-1
Nationality:フィリピン
訪船日:2024年11月2日(土)
訪船者:FK
船名:HIBARINO号
船席:DP-3
Nationality:フィリピン
訪船日:2024年11月2日(土)、2024年11月3日(日)
訪船者:FK、KM

訪船報告(2024年10月24日(木))

10月24日(木)10月とは思えない暖かさの中、8人で横浜港に寄港中の船を訪問しました。
船は秀和海運の自社船ですが、運航はフィリピンの会社で、船員さんもフィリピン人です。
最初に話した調理師さんは、勤務して8か月、28歳でお子さんが1人いるそうです。船長さんも加わって話も盛り上がり、40分以上は船内に滞在しました。
ダリル神父様が、持ち込んだプレゼント等の品々の祝別もしてくださいました。

date:2024年10月24日(木)
Nationality:フィリピン
訪船者:MYら8名

7月8月の川崎港訪船チーム活動報告

7月と8月の川崎港訪船チーム活動は7月15日の海の日の記念日のイベントを除くと2回のみでした。メンバーの高齢化もあり、夏の猛暑を避けた結果となりました(船員さん達や荷役作業の方は猛暑にもかかわらずお仕事を続けていたのですが・・)。

7月4日、9時半に貝塚教会に集合した時は雨脚が強く、心配しましたが、海の日の打ち合わせをしたあとの10時半近くには雨も小降りに。参加者は3名。東扇島埠頭は船舶なし、税関で申告は千鳥町埠頭の5隻、ところが1隻は接岸中。最初は、XIN ZHONG RUI 15 旧英領ホンジェラス(ブリーズ)の船籍の8千トンをこえる大きな船、本日中に出航のため、忙しい荷役中。声をかけるとベトナム人の船員さんが降りて来ていただき、英語での交流。国際運輸労連の機関紙雑誌と折り鶴を渡すことが出来ました。次はCHANCE STAR パナマ船籍、7千トンに近い船、中国語のカードが見当たらず、ポケトークともう一台の最新の翻訳機だけでした(ITF)ので、呼びかけは、いつもの通り、大きな声でチンライ。降りて来た船員さんにポケトークの音量を最大にして耳に近づけても、荷役のクレーンの音がうるさく、なかなか通じません。なんとか会話が成立、ITFの機関紙と折り鶴は喜んでもらえました。次は、XIN YANG、同じくブリーズ船籍、2千トンに満たない小さな船、積荷は満杯のよう。今日の出港、中国人の船員さんはやはり物売りか(それとも宗教の勧誘か)と思ったらしく、はじめからノーニードと言ってきましたが、ITFの機関紙と折り鶴を渡すと喜んでくれました。小雨とは言え、天候が悪化しているので船員さん達は忙しそうでした。積荷の集積場は鉄くずの山、山・・でした。

8月24日はAOSの車をとりに末吉町教会へ。日ノ出町では町内会の夏祭りの最中で、町内会館は御酒署になっていて、駅前の通りを山車が巡行していました。9時半前には、貝塚教会へ。参加者は4名、タガログ語のネイティブの方が参加され心強い限りでした。東洋信号通信社のポートビューでは7隻の船が市営千鳥町埠頭と東扇島埠頭に接岸中です。高速道路で大桟橋の税関まで、そこで手続を始めます。東洋信号通信社のポートビューをプリントアウトしたものを係官に見せ、確認します。担当はは高校卒業したばかりに見える(多分、そう見えただけでしょう)の若い係官、先輩の担当者に確認しながら、丁寧にPCを見つめて許可の印鑑を押してくれました。参加者の一人が提示した交通許可のカードもはじめてのようでしっかり確認していました。

 川崎市営千鳥町埠頭のゲートは、今日はフリーパス。書類の記載もカードの交付もありません???運転席からガードマンに手をふり、一時停止もせず、最初の6番へ。HAO HENG 11、パナマ船籍のばら積み船。若い船員さんが降りて来たの中国語のカードを見せると早めくりで確認、船に乗船していいというジェスチャー。ところが、それが大変60度くらい(写真でみると60度は大げさでしたが)に傾斜しているタラップを登ります。車のキーを落とさないかとひやひやでした。彼は、実は英語も堪能で、船室で交流した船員さん達も英語が上手でした。ベトナム人の船員さん達と一緒だったの、英語は必須だったのでしょう。出港は28日なので船長は外出中とか。自分たちも町で出て行くとか。iPhoneもこちらが見せると見せてくれましたが、Wi-Fi接続は出来ないような。船から下り時もたいへんでしたが・・・
次はZHOU SHUN 、同じく5千トンクラスのばら積み船。シエラレオネの船籍です。降りて来た船員さん達と立ち話です。ベトナムに向かうそうです。次の予定していた船は荷役の真っ最中、タラップ近くもクレーンが動いているので断念して、DE RUN、ブリーズ(旧英領ホンジェラス)船籍の千五百トンに満たない小さな船です。船の上から、関心なさそうにしていましたが、大きな中国語で呼びかえ、降りて来てもらって、どうにか会話が進みました。ミャンマーの人も乗っている船です。降りて来た船員さんはバットマンのTシャツでした。
 東扇島埠頭に向かって、自動車運搬船の停泊している7番ゲートに到着、ここでもフリーパス。手続がかわったのか?警備員さんとは顔なじみですが、いつも冗談をいいながらカードを交付してもらっていたのですが。
 HOEGH BRASILIA、パナマ船籍、5万トンの船です。建造は常石造船のセブとか。現在は、ノルウェーの会社が運航を担当しています。一等航海士もゲートにいて、はじめから会話が進みます。ゲートのテーブルの古いAOSJAPANのシールをAOS YOKOHAMAのシールに張り替えました。それから、出航間際でしたが、初めての航海の若いフィリピン人の船員さんが食堂へ案内してくれました。食堂では、食事中のやや年配のビサヤ語の船員さんがいろいろ話をしてくれました。以前はWI-FIが無料だったのに、今は、有料とか・・それに、若い船員さんや厨房のコックさん達も加わって盛り上がりました。ビスケットも二種類、パイナップルジュース、オレンジジュース、ブドウジュースまで、テーブルに並びました。中古車や新車を積み込んで神戸に向かうそうです。そこでは、6名が下船するので、空港を調べましたが、神戸空港はドメスティックのようで、関空までいくしかなさそうでした。丁度、馴染みのダイヤモンド商会の方も来ていました。甲板にはバスケットコートがあり、運動不足の解消に役立っているようです。
 降りてくると出港準備中でした。
久しぶり海員生協で昼食をとって貝塚教会にもどると12半でした。
以下は8月24日の訪船写真
  

 

 

 

 

 

 

 

以下の写真は7月4日の訪船の時のものです。

2019年海の日の研修会

2019年7月15日、AOS横浜の海の日研修会が行われました。参加者は横浜・川崎を中心に静岡の焼津から東京の田園調布まで71名。連日降り続いた雨も港に着く頃にはすっかり上がり、絶好の研修会日和となりました。

横浜港をクルーズした参加者からは、小麦の陸揚げ施設やバナナの貯蔵倉庫を海から眺め、改めて私たちの生活が海から運ばれる物資に支えられていることを実感したとの声が聞かれました。

一方、訪船チームは小グループに分かれ、自動車運搬船や、ばら積み船に乗り込み、船員さんと交流しました。

AOSセンターのある末吉町教会に戻った後は、昼食・活動紹介・分かち合い・ミサと1日がかりの研修会でしたが、多くの人に船員さんの存在を実感してもらうことができました。派遣の歌「大波のように」を歌いながら、参加者全員が小さな灯火を胸に各小教区へと派遣されていきました。

参加者の声です。

サンタ・バルカ号に乗船し、濱田壮久神父(AOS横浜担当司祭)とともに横浜港を航行するコースでは、旅客船ターミナルである大さん橋、大黒ふ頭(主に自動車運搬船)、本牧ふ頭(主に大型コンテナ船)などを視察した。

接岸中は時間に応じ岸壁利用料が発生する。よって船員は来航しても上陸時間が著しく制限される。荷捌きを速やかに終え再び出港する。船員はまた何十日もの間、船舶に留まり続けることになるのだ。安価な海外製品や輸入品に依存した大量消費は、かれら船員ひとりひとりに支えられている。

分かち合いでは、航行中はミサも聖体拝領もない。代わりにわたしたちは、船員のために祈りを捧げるべきではないだろうか。

教会が長期間閉鎖的な空間にある船員に実施すべき物的・司牧的支援のあり方の変化への対応や、船員の労働生活環境を理解して、なすべきことを自ら考えることが、船員奉仕活動を始める上での出発点ではないだろうかなどと話し合われた。

AOS横浜 信徒代表 服部京子