横浜港・川崎港に来港する船員さんに奉仕する

aos
横浜港、川崎港に来港する船員さん達に奉仕する
Stella Maris / APOSTLESHIP OF THE SEA YOKOHAMA

2014-10-09

IMG_5996.JPG

日本には年間9億トン以上の物資が輸入されています

日本にやってくる様々な輸入品は、年間9億トン以上にものぼります。そのうち99.7%は海上輸送。つまり、船でやってくるのです。これらの船には、様々な国の船員が乗り組んでいます。彼らの支えなしには、日本に物資は届けられません。


IMG_6021.JPG
船員さんは、多くの場合フィリピン、中国、ミャンマーなど、先進国と比べ相対的に給与の安い地域の人々です。最近では東欧の人々も多く船員として乗り組んでいます。船員さんの精神的状況は、長期間の契約による家族との別離、多国籍の乗り組みによるストレス(宗教も文化、言語の違う人が乗り組む)、狭い環境でストレスが発散出来ない、社会から隔離されている、テロ防止の点から上陸を規制される港が増えた。など厳しい労働環境の中で暮らしています。


Pht0506071136.jpg
また、船員さんは大自然である海を仕事場にしています。必要であれば、船を守るために24時間以上も働き続けなくてはなりません。そうした、きつい労働環境の中、新鮮な野菜や果物も十分になく、運動も出来ない狭い船内で限られた仲間と常に一緒にいるです。近年では、自然災害だけでなく頻発する海賊行為など常に、危険と隣り合わせの生活をしています。


Pht0608081215.jpg
そして、本来休息の場所でもある港では、荷揚げ、荷下ろしの効率化から短時間の寄港が増え、入港から1〜2日で出港していきます。昔の貨物船をご存知の方は、デリックといってマストについた何本もの棒のようなもので荷物の積み卸しをしていたのをご存じでしょう。しかし、いまはコンテナ船なら専用クレーンで、特殊な積み荷も大型クレーンで簡単に積み卸しができます。便利で効率的になった反面、むかしなら1週間くらい当たり前だった入港日数が数日まで短くなってしまったために船員さんたちがゆっくりくつろぐことも出来なくなっているのです。

上記のレポートで入港日数が数日と書きましたが新たな調査でさらに短く!

以前のレポート(上記の記述)で入港日数が数日と書きましたが、2009年8月に横浜港を訪れた船の平均入港日数は約19時間でした。もやは、入港日数ではなく入港時間といった方が正確かもしれません。調査した中には2時間を切る荷役時間で出港する船も数多くあります。ほとんどが、朝入港して夕方には出港していくスタイルで、日中は荷役や船の整備に当たる船員さんたちは休まる時間もありません。また、横浜港の拡大に伴って、船員さんたちが買い物や食事を楽しむために街に出ようとしても容易ではない状況です。


IMG_5998.JPG横浜港に来る船舶は、年間約1万隻。船員さんの数は約20万人です。この人たちが求めている、安らぎや必要なサービスを提供することで、日本という国をより良く知ってもらい互いの国々の友好が深めることで、より良い未来が開けていくのではないでしょうか。