TRANS HARMONY (フィリピン)
2024年12月8日横浜港訪船報告
TRANS HARMONY (フィリピン)
TEL:045-308-7200
ENCOM横浜内 横浜教区ステラマリス 船員センター
〒231-0055 横浜市中区末吉町1-13
横浜教区ステラマリス TEL:045-308-7200 ENCOM横浜内 横浜教区ステラマリス 船員センター 〒231-0055 横浜市中区末吉町1-13 |
2024年12月1日、大黒、本牧の船6隻にプレゼントをお届けいたしました。
GLOVIS SILVER、(韓国、フィリピン)
GLOVIS CRYSTAL (韓国、フィリピン
KYOWA ROSE (フィリピン)
DREAM ANGEL(ミャンマー、フィリピン、インドネシア)
VENUS TRIUPH (タイ)
QUEEN CORAL (フィリピン)
プレゼントは合計129個でした。
そのうちVENUS TRIUPHの船員達8人はWi-Fiを使いたいことと、一週間分の食糧を買いたいとことで、船員センターまでの送迎、買い物の手伝いをいたしました。(KM)
2024年11月24日(日)
今年もクリスマスプレゼントの配布が始まりました。
1隻の自動車運搬船を訪問した際、珍しく1等航海士の方が日本人でした。海賊のせいで紅海は通れなくなっており、物資はすべてペルシャ湾に運び、そこから陸路で運搬されているといった、いろいろな話を伺うことができました。
その会話の中で、買い物をしたいという船員さんがいることが分かりました。
国に残してきている二人の息子さんにクリスマスプレゼントを買いたいということでしたので、ドン・キホーテにお連れして、買い物にお付き合いしました。外国人には免税措置を取ってくれることを知りました。
買い物もあったので、自動車運搬船3隻しか訪問できませんでしたが、76個のプレゼントをお渡しできました。
10月24日(木)10月とは思えない暖かさの中、8人で横浜港に寄港中の船を訪問しました。
船は秀和海運の自社船ですが、運航はフィリピンの会社で、船員さんもフィリピン人です。
最初に話した調理師さんは、勤務して8か月、28歳でお子さんが1人いるそうです。船長さんも加わって話も盛り上がり、40分以上は船内に滞在しました。
ダリル神父様が、持ち込んだプレゼント等の品々の祝別もしてくださいました。
date:2024年10月24日(木)
Nationality:フィリピン
訪船者:MYら8名
日付:2024年10月5日(土)
船名:GLOVIS CRYSTAL
船種:自動車専用船
船員構成:韓国、フィリピン
訪船者:FK
2020年始めての訪船時の写真です
7月と8月の川崎港訪船チーム活動は7月15日の海の日の記念日のイベントを除くと2回のみでした。メンバーの高齢化もあり、夏の猛暑を避けた結果となりました(船員さん達や荷役作業の方は猛暑にもかかわらずお仕事を続けていたのですが・・)。
7月4日、9時半に貝塚教会に集合した時は雨脚が強く、心配しましたが、海の日の打ち合わせをしたあとの10時半近くには雨も小降りに。参加者は3名。東扇島埠頭は船舶なし、税関で申告は千鳥町埠頭の5隻、ところが1隻は接岸中。最初は、XIN ZHONG RUI 15 旧英領ホンジェラス(ブリーズ)の船籍の8千トンをこえる大きな船、本日中に出航のため、忙しい荷役中。声をかけるとベトナム人の船員さんが降りて来ていただき、英語での交流。国際運輸労連の機関紙雑誌と折り鶴を渡すことが出来ました。次はCHANCE STAR パナマ船籍、7千トンに近い船、中国語のカードが見当たらず、ポケトークともう一台の最新の翻訳機だけでした(ITF)ので、呼びかけは、いつもの通り、大きな声でチンライ。降りて来た船員さんにポケトークの音量を最大にして耳に近づけても、荷役のクレーンの音がうるさく、なかなか通じません。なんとか会話が成立、ITFの機関紙と折り鶴は喜んでもらえました。次は、XIN YANG、同じくブリーズ船籍、2千トンに満たない小さな船、積荷は満杯のよう。今日の出港、中国人の船員さんはやはり物売りか(それとも宗教の勧誘か)と思ったらしく、はじめからノーニードと言ってきましたが、ITFの機関紙と折り鶴を渡すと喜んでくれました。小雨とは言え、天候が悪化しているので船員さん達は忙しそうでした。積荷の集積場は鉄くずの山、山・・でした。
8月24日はAOSの車をとりに末吉町教会へ。日ノ出町では町内会の夏祭りの最中で、町内会館は御酒署になっていて、駅前の通りを山車が巡行していました。9時半前には、貝塚教会へ。参加者は4名、タガログ語のネイティブの方が参加され心強い限りでした。東洋信号通信社のポートビューでは7隻の船が市営千鳥町埠頭と東扇島埠頭に接岸中です。高速道路で大桟橋の税関まで、そこで手続を始めます。東洋信号通信社のポートビューをプリントアウトしたものを係官に見せ、確認します。担当はは高校卒業したばかりに見える(多分、そう見えただけでしょう)の若い係官、先輩の担当者に確認しながら、丁寧にPCを見つめて許可の印鑑を押してくれました。参加者の一人が提示した交通許可のカードもはじめてのようでしっかり確認していました。
以下の写真は7月4日の訪船の時のものです。
2019年7月15日、AOS横浜の海の日研修会が行われました。参加者は横浜・川崎を中心に静岡の焼津から東京の田園調布まで71名。連日降り続いた雨も港に着く頃にはすっかり上がり、絶好の研修会日和となりました。
横浜港をクルーズした参加者からは、小麦の陸揚げ施設やバナナの貯蔵倉庫を海から眺め、改めて私たちの生活が海から運ばれる物資に支えられていることを実感したとの声が聞かれました。
一方、訪船チームは小グループに分かれ、自動車運搬船や、ばら積み船に乗り込み、船員さんと交流しました。
AOSセンターのある末吉町教会に戻った後は、昼食・活動紹介・分かち合い・ミサと1日がかりの研修会でしたが、多くの人に船員さんの存在を実感してもらうことができました。派遣の歌「大波のように」を歌いながら、参加者全員が小さな灯火を胸に各小教区へと派遣されていきました。
参加者の声です。
サンタ・バルカ号に乗船し、濱田壮久神父(AOS横浜担当司祭)とともに横浜港を航行するコースでは、旅客船ターミナルである大さん橋、大黒ふ頭(主に自動車運搬船)、本牧ふ頭(主に大型コンテナ船)などを視察した。
接岸中は時間に応じ岸壁利用料が発生する。よって船員は来航しても上陸時間が著しく制限される。荷捌きを速やかに終え再び出港する。船員はまた何十日もの間、船舶に留まり続けることになるのだ。安価な海外製品や輸入品に依存した大量消費は、かれら船員ひとりひとりに支えられている。
分かち合いでは、航行中はミサも聖体拝領もない。代わりにわたしたちは、船員のために祈りを捧げるべきではないだろうか。
教会が長期間閉鎖的な空間にある船員に実施すべき物的・司牧的支援のあり方の変化への対応や、船員の労働生活環境を理解して、なすべきことを自ら考えることが、船員奉仕活動を始める上での出発点ではないだろうかなどと話し合われた。
AOS横浜 信徒代表 服部京子