2019年2月21日川崎港訪船報告

2月21日、末吉町教会の事務所に8時過ぎにAOSの車を取り出かけ、途中で給油し、9時15分には貝塚教会に到着しました。

前回の訪船のあとに数を数えておいた毛糸の帽子、それに鹿島田教会から頂いたカレンダーなどなど仕訳をはじめ、毛糸帽子、歯ブラシ、カレンダー、石鹸それぞれ80個、タオル12本、残っていたパッキング済みのプレゼントセット7個を積み込み出発しました。東洋信号通信社のポートビューでは自動車運搬船はなく、4隻しか停泊中でなかったのですが、沖待ちの船が接岸するのを期待してかなり沢山積み込みました。
横浜税関川崎支署では5隻(沖待ちの船一隻が接岸)が確認出来ましたが、自動車運搬船はありません。
川崎市営千鳥町埠頭の最初の船はREN HE 旧英領ホンジェラス(ブリーズ)船籍、1500トンに満たない小さな船でしたが、ミャンマー人の船員さんもいて英語、中国語のカード、そして今回、岩間神父様が持ってきた小さな自動翻訳機(72国語対応)のおかげもあって、10人の船員さんにそれぞれ持参した品を配ることが出来ました。中国人の船員の英語上手な上級船員さんが船内の食堂まで案内してくれました。丁度、出入り口にあたる小さな厨房にいた船員さんは、どやどや入っていった私たちを見て驚いた顔をしていましたが、中国語で挨拶してプレゼントだと言うと嬉しそうな顔をしていました。家庭の厨房より狭いところで丁度、炒め物最中、とてもいい香りがしました。船長さんのサインもいただき、航海の無事を祈りました。次はHAO JIN2(ニュージーランドと自由連合の関係にあ

る二ウエ船籍) 今年の1月にも訪船した船です。香港、海南島を回り再び日本へ、宇部を経て川崎に戻ってきました。応対してくれた中国人の船員さんは多分、1月のはじめにはいなかったようです。今回も13個のそれぞれの品を手渡しました。これから、また、南へベトナムのSON DUONGへ、海南島に近いところです。川崎市営千鳥町埠頭の最後はYORK 27(旧英領ホンジェラス船籍)、初めての船のようです。8千600トンの大きな船です。降りて来たミャンマー人(?)の船員さんはロンドンで同じようなプレゼントをもらったとの事、フライングエンジェル(The Mission to Seafarers)を知っているようでした(因みにこのサイトではやはり毛糸の帽子のプレゼントが人気だとあります)。船長さんは中国人、配り忘れたカレンダーを渡すために呼び止めると、もう、すでに毛糸の帽子をかぶっていました。17個のプレゼントを渡しました。
川崎市営東扇島埠頭ではパナマ船籍のWOOYANG VICTORY 昨年の1月にプレゼントを渡した船です。船員さん達はやはり9ヶ月の雇用のようです。インドネシア人など多国籍の船員さん達が14個のプレゼントを喜んで受け取ってくれました。
今回、プレゼントの受け渡しに始めて参加した訪船ボランティアの人の感想は、船員さん達が素朴に喜んでくれて心が温まったとの事でした。

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