2019年1月12日川崎港訪船報告

東洋信号通信社のポートビューでは、川崎港は木曜日に訪船した船もあり、3隻ほど。土曜日は大桟橋の税関を通して川崎港の申請をする必要があり、大黒埠頭は川崎港の途中なので横浜の大黒埠頭にも寄ることにしました。とりあえず、木曜日の残りの8個のプレゼントセットと毛糸の帽子80個(バラで)、石鹸、歯ブラシ、タオル、カレンダーなどを積み込み、晴天ならぬ曇天に風花?といった空模様のなか、浅田から高速で大桟橋の横浜税関へ、掲示を見て大黒埠頭では自動車運搬船が3隻、他にも2隻。5隻を申請しました(ただし、貝塚で出発前に川崎、横浜のプレゼントの手渡す数をほぼ半々に記入していたためあとで・・)。横浜と川崎を回る場合は大桟橋の税関の船を確認してから持込品の数を決めるべしというのが今回の教訓です。川崎は予定通り3隻を申請、若い係官は東洋信号通信社のポートビューのコピーを渡すと、PCを操作し、丁寧に出入港の時間までメモに書いて渡してくれました。

大黒埠頭へは高速を使わず、下道で。この方が早いようです。最初はDT2のTRANS FUTURE 5、イルカのマークが船体に大きく書かれたトヨフジ海運の運航しているトヨタグループの自動車運搬船です。名古屋からトヨタの車を積んで、10時頃大黒に着いたばかり。若いフィリピン人の上級船員が案内してくれます。船長さんに会わせようと操舵室へ。取り込み中だったので下の階の食堂まで。そこで待っていたのですが、彼は再度、船長さんにコンタクト取ってくれて白い半袖の制服姿の40歳代のフィリピン人の船長さん降りて来てくれました。外の寒さとは打って変わって室内は暖房がかなり効いています。バラで持ってきた帽子を石鹸など24個を食堂のテーブルに置いて船長さんに挨拶して船をおりました。

次はすぐ側のWHITE MARY、大きなクレーンを装備した船で、この船も荷役に大忙し。船員さんに降りて来てもらい岸壁で11個のプレゼントを手渡しました。小雨が降る中でした。

商船三井の自動車運搬船(GALAXY ACE)は同じ大黒のTバースなのですが、かなり埠頭内を大きく移動しての訪船です。フィリピン人の船員さんに案内され、食堂へ。ここではかなり年配の業者が日本のお土産品をならべて船内販売。小さな日本刀の大小模型などが目を引きました。業者の方にも挨拶して、26個のプレゼントを置いてきました。この船もすぐに山口の中関港へ向かって出航予定でした(船員さんはナカノへ行くと行ってましたが)。

次はTバースを離れ、同じ大黒のCバースへ。BOSPORUS HIGHWAYは日本郵船、商船三井につぐ大きな自動車運搬船を運航している川崎汽船の船です(船籍はパナマ)。川崎汽船は始めて自動車運搬船を導入した船会社としても知られています。ここではバラの帽子がなくなったのでプレゼントセットを交えて全部のプレゼントを渡してきました。下の写真はこの船です。船内には日本ではなかなか手に入らないと言われている新型のスズキジムニーが。

プレゼントがなくなったので、川崎港へは貝塚教会に戻り帽子などを積み込んで行くことにしました。高速で、東扇島埠頭で降り、海員生協で昼食をとり貝塚にもどりプレゼント品を積み込み市営千鳥町埠頭へ。最初はトーゴ船籍のTENTAI、ミャンマーの若い船員が笑顔で船で出迎えてくれます。船と岸壁が離れていたのですが手を差し伸べて9個の毛糸の帽子などを手渡すことが出来ました。本当に嬉しそうでした。次は暮れから停まっている船ですが、今日も荷役が忙しそうなのでパス。最後は、10日に接岸していなかった新洋、中国人民解放軍の外套を着たミャンマー人の船員が岸壁まで降りて来て受け取ってくれ、さらに彼はスマホを取りだし、私たちと自撮り。

今日のミッションでは110個の毛糸の帽子を渡すことが出来ました。寒い日に2名のメンバーで大変でしたが充実した活動ができました。DEO GRATIAS

大黒埠頭では日本郵船以外の3隻の自動車運搬船を訪船しましたが、圧倒的にフィリピン人の船員さんが多くてびっくり。鹿島田教会のネイティブのフィリピン人方が体調不良で今日訪船出来なかったのが残念でした。

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