2019年5月川崎港訪船チーム活動報告

今月5月の川崎港訪船チーム活動報告は5月23日木曜日の一件です。
汗ばむ陽気の中、カトリック横浜教区神奈川第1地区の5教会のメンバーがひとりづつ参加しての訪船活動となりました。川崎市営千鳥町埠頭では事前の東洋信号通信社のポートビューどおり2隻停泊中です。メインゲートでは見習いの警備員のようです。税関の書類をみせ書類に記入。いつもは入港タグをもらうのですが、見習いさんを指導していた警備員はタグをつけなくてもいいと指示(もしかしたら、税関の「交通許可」があれば必要ないのかもしれません)。
ゲートに近い船には大型トレーラー5,6台連なって、その車列を回り込んでタラップに近づくのは不可能です。税関で記入したNEW SILKROAD 2はパスしました。次のベトナム船籍の5千トンにばら積み船のTRANSCO STAR に向かいました。ベトナム船籍のこの船には19名のベトナム人の乗り組んでいました。今回は、持参品がすくなく、9本の歯ブラシと6個の歯磨きチューブ、折り鶴は人数分です。2名のベトナム人は埠頭まで降りて来てくれて、船にあがれと言ってくれます。英語も堪能です。船の上でこれからの寄港先などたずね交流しました。川崎港からおなじみの韓国の唐津に27日にむかいます。

東扇島埠頭には2隻でしたが、煙突の二本線が目立つ日

本郵船の3万トンの船のパナマ船籍NORD TRUSTに訪船しました。日本郵船の船だったのた関係もあり、乗組員はすべてフィリピン人の船員さんです。甲板はかなり高く、ゆれるタラップでの乗船は階段の隙間から下がはっきり見え、高所恐怖症には無理かもしれません。タラップの横の柵をつかむと油で手が汚れることがあります(乗船する場合は軍手が必要)。

 

船員さん達から神父さんにミサが出来ないかという質問もありましたが、準備の都合、貝塚教会を紹介しました。しかし、翌日にはには名古屋に出発するので、貝塚教会の主日のミサに参加することは無理でした。名古屋のあとは大阪、新居浜をまわるそうです。船に備え付けの大きなクレーンが木材を搬入していました。案内された食堂ではコーヒーをご馳走になりました。昼食もどうかと勧められたのですが、船員さん達は誰一人も昼食時間間近でも食事をしていないので遠慮しました。貝塚に残っていた最後の持参品、歯ブラシ3本、歯磨きチューブ2個、トラベルセット1ヶ、折りたたみ傘1本を渡しました。折り鶴は人数分です。折り鶴はとても喜んでくれました。千羽鶴を知っているようで、糸でつるすのかと聞いてきます。膨らませ方をおしえて、一羽でもこんな風につるせばと見せてあげました。こんなに喜んでくれるのなら、これからも各教会で沢山折ってもらいます。
海員生協の食堂は、12時少し前だったのでかろうじて駐車でき、3品定食もあった昼食をいただきました。

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