12月2日 静岡靜清地区の草薙教会訪問報告

9月半ばに静岡靜清地区の草薙教会の主任司祭である高橋慎一神父様から待降節の第一の主日に、AOSの活動について1時間ほどの紹介をして欲しいとの依頼があり、AOS横浜の信徒代表者と川崎港のスタッフ1名が出向きました。草薙教会では清水港、焼津港に帰港する船員さん達のために帽子を編み、プレゼントを用意していて下さいます。そのプレゼントが届けられる船員さん達が船の上でどのような生活をしているか知りたいとの事でした。

8時半のごミサが始まる前には、高橋慎一神父様から本日のAOSの活動紹介が行われることが伝えられ、ごミサ後はお御堂を会場に活動紹介を行いました。

AOS横浜の信徒代表者から、ます、20名を越える参加者にAOSの活動紹介のパンフレットが配れ、その内容を紹介した後、用意されたプロジェクター一式とPCに準備した2017年の活動紹介ファイルを使っての説明:AOSの19世紀半ばの発足から、現在の横浜港を中心とした活動(訪船、プレゼントの配布、ミサ・買い物・末吉町教会のAOSセンターへの訪問などのための送迎、船上ミサ)の画像を使った紹介、同じく画像での全世界規模での会議の様子、そして3.11の被災地への慰問活動まで伝えることができました。その後、川崎港のスタッフが川崎港での活動を口頭で紹介、川崎港での活動の画像を準備できなかったのが残念でした。

その後、別室で茶話会が設けられ、ベトナムの若い信徒さんたちも交えての懇談。その席で、訪船の具体的なやり方の質問があり、寄港している船舶の情報をどのように得たらいいのかとなどが尋ねられました。川崎では平均月2回の訪船活動を組織するために1ヶ月前には訪船日を決め、参加者を募る。そして、税関で寄港している外航船の船舶情報をチェックすると回答して、清水港の現時点での入港船舶の情報を手元のスマホのShip Finderの無料アプリで検索しましたが、清水港はカバーしていなようでした。清水港の場合税関に行っても訪船出来る船舶がないと言うことも考えられるので、情報の事前入手が課題かもしれません。

横浜教区のAOS活動が教区全体の広がりの中で活発に行われることに期待がもてる訪問だったと思います。

2018年12月3日